[字] サーミの血

[字] サーミの血
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[字] サーミの血の基本情報

◆洋画概要
クリスティーナ(マイ=ドリス・リンピ)は、孫娘と共に息子の運転する車で妹の葬儀に向かう。それは、少女時代に捨てた本当の名前、故郷、そして妹との再会の旅であった。葬儀を終え、ひとりホテルのバーで彼女は思い出す――。1930年代、スウェーデン北部のラップランドで暮らす先住民族、サーミ人は差別的な扱いを受けていた。少女エレ・マリャとその妹ニェンナは、親元を離れサーミ語を禁じられた寄宿学校に通っていた。エレ・マリャは成績も良く進学を望んだが、スウェーデン人の教師(ハンナ・アルストロム)は「あなたたちの脳は文明に適応できない」と告げる。そんなある日、エレ・マリャはスウェーデン人のふりをして忍び込んだ夏祭りで都会的な少年ニクラス(ユリウス・フレイシャンデル)と出会い恋に落ちる。彼女が咄嗟に名乗った名前は「クリスティーナ」。学ぶこと、自分の未来を自分で決めること、人間として当たり前の権利すら与えられない生活から何とか抜け出したいと思っていた彼女は、彼を頼って列車で街に出た。かねてからの憧れであった学校に入学を果たし、クリスティーナとしての生活をはじめたエレ・マリャだったが、教師から授業料の支払いを求められ、現実を突きつけられる。行き詰った彼女は親元に戻り、自分の相続したトナカイを売って学費を払ってほしいと願い出るが、すべてを否定され「見世物のような暮らしは嫌だ」と言い放つ。翌日、エレ・マリャは、故郷、家族、すべてを断ち切るように自分のトナカイをその手で殺める。その様子を見ていた母親は、父親の銀のベルトを差し出し「出ておゆき」と彼女に告げた。
※出典:music.jp
◆制作年
2016
◆監督・脚本
アマンダ・シェーネル
◆音楽
クリスチャン・エイドネス・アナスン
◆ジャンル

登場人物(役者名)※画像出典:Yahoo画像検索(https://search.yahoo.co.jp/image)