サッカーと音楽しか成り上がる手段がなかったマンチェスターのワーキング・クラス出身の4人による感動的な再会劇から初めて明かされるその裏側、そして彼らを人生の一部として愛するファンの素顔を、再結成にまつわるライヴやバックステージ映像と、これまで未公開であった秘蔵映像を軸に、鮮烈に描き出す。人里離れた隠れ家のようなリハーサルハウスでの貴重な練習風景から、再結成後初めてとなる緊張のステージの模様、再び襲い来る悪夢のようなアクシデントと繊細な人間模様。そして地元マンチェスター、ヒートンパークで22万人(!)を集めたの圧巻の凱旋ライヴまで、初公開となる彼らの演奏シーンを十二分に交えながら、マッドチェスター・ムーヴメントという奇跡を起こした4人が躍動する!この映画は、彼ら4人が、古き良き時間をもういちど共有するのではなく、再びファンと共に新たな道を歩み始めたことを、熱く雄弁に刻みこんだマニフェストでもあるのだ。最後には、バンドにとっても、監督メドウズにとっても、日本のファンは特別な存在なのだ、ということがエンドロールで明らかになる。監督は、自身も熱狂的なローゼズ・フリークであり、映画『THIS IS ENGLAND』でも知られるシェイン・メドウス監督。あふれんばかりの愛と共に描き出している。 ※出典:music.jp